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『ミステイク』 ②

“尚也か?おれだ。よくやったな”
電話の向こうで男がいう。
男は尚也に、お前はダニを駆除しただけだと言い放つ。
尚也は“いつまでこんなことさせるんだよ。あんたこそダニみたいだな”とこたえた。
尚也は電話を切ると昔を思い出した…。
まだ若い頃。
人を殺し逃げていた尚也は見知らぬ男に捕まり、薄暗い部屋に連れてこられた。
“なんだよ、あんた刑事じゃないんだな。こんなところに連れてきてどうするつもりなんだよ”
男はいう。
“どうなるか、考えりゃわかるだろ。しかしある意味でお前はついている。選ぶんだ。警察へいくか、それとも…”


ミステイク・10


男はある組織のエージェントであった。
尚也は男に従い、組織の一員となることを選んだ。
その日から尚也の殺し屋としての道がはじまった。
男はいう。お前のような男を探していたんだと。
男は拳銃を取り出し尚也の口腔内を犯すようにねぶり、それから本当に犯した。
“これでお前は組織から、この俺から放れることはできない…”
男は不敵に笑った。


ミステイク・12


尚也は若い男の部屋を訪れた。
男の名はイズミ。デザイナーの卵であり、尚也の恋人であった。
イズミの部屋のテレビが、尚也が犯した殺人を報じる。
被害者のデザイナー美由紀はイズミの尊敬する人物であった。
イズミはまもなくデザイン学校を卒業する予定で、卒業後は尚也と同棲する約束をしていた。
だがいまの尚也はイズミと暮らすことはできない。
殺し屋という職業をかくしたままでは…。
いぶかしむイズミに尚也は自分には借金のようなものがある、それを解消して必ず一緒に暮らすと約束するのであった。


ミステイク・24

『ミステイク』 ①

ビルの屋上で銃声。
コンクリートに血がにじみ、女が胸を押さえて倒れた。
銃口を向けたニヒルな男。
彼の名は尚也。
ある組織に雇われた殺し屋である。
仕事を終えて立ち去ろうとする尚也の視界に、サングラスをかけた小柄な男がうつる。
尚也は再び銃をかまえ、サングラスの男に銃口を向ける…
だがそのとき、サイレンの音が。
とっさに尚也は駆けだしていた。


ミステイク・3


尚也は若い男とベッドの上で絡み合っていた。
どうしたの、いつもより激しいじゃない。若い男が言う。
ひと仕事終えたあと、こうして男を買って激しく抱くのが尚也のルーティンであった。
やがて果て、ぐったりと倒れる若い男。
尚也は静かに部屋を出た。


ミステイク・6


翌朝。
朝刊を読む尚也。
女性デザイナーが射殺体で見つかったという記事。
いうまでもなくきのう男が殺した女だ。
女の名は美由紀。大量の覚せい剤を所持していたと新聞は報じている。
尚也には知る由もないことであった。
テレビのニュースでも事件を報じていた。
そのとき、電話が鳴った。


ミステイク・9

12月26日(水)からの作品

12月26日~2019年1月8日
『かちんこ! ‐平成仁侠外伝‐』

監督・脚本:清水大敬
出演:森羅万象 野村貴浩 フランキー岡村 山科 薫
折笠慎也 山本宗介 野間清史 郡司博史 生方 哲
三木のり太 周磨ッ波 佐々木狂介 島蘭太郎 萬 歳翁
清水大敬 中野剣友会

ヤクザの喜多山と滝本が下着姿で絡み合う…といってもこれは映画の撮影のお話。
でもそこにホンモノのヤクザ、八尾の朝ッ吉親分が怒鳴り込んできたからさあ大変。
監督に借金の返済を迫る親分、利息どころか撮影スタッフへの給料さえない現場に大激怒。
「映画は芸術や。しかし参加している人間には生活があるんや!」そう言い放つと、
借金を棒引きにし、スタッフへ給料を支払うことと引き換えに監督を請け負うと言い出した。
朝ッ吉親分あらため朝ッ吉監督の撮影は当初のシナリオとは逸脱しながらもひたすら突き進んでいく。
最初はしぶしぶ従っていたスタッフもその情熱にほだされていつしか親分を慕うように
そんな中、元監督が親分に告白する。
「じつはわたし、他のヤクザにも金借りてまして」
取り立てにきたヤクザは朝ッ吉親分とは犬猿の仲。対峙するふたり…はたして作品は完成するのか!


かちんこ01


2019年1月13日(日)、午後3時より
『かちんこ! ‐平成仁侠外伝‐』公開を記念した舞台挨拶をおこないます!
登壇予定者は清水大敬監督、森羅万象さん、野村貴浩さんです。
ぜひいらっしゃってください。皆様のご参加をお待ちしております!


『ミステイク』
監督:池島ゆたか 脚本:五代響子
出演:黒澤俊彦 樹 かず 山本清彦 神戸顕一
辻斬かりん 橋本杏子 山ノ手ぐり子 杉原みさお 平岡きみたけ 

池島ゆたか監督の傑作サスペンスが光音座に登場!
白昼、ビルの屋上から銃声が。
血を流して倒れる女。ゆっくりと銃をおろす男。
男の名は尚也。ある組織のために邪魔ものを消す殺し屋だ。
彼を殺し屋として、またゲイとして育て上げた江崎の言うなりに働く尚也だが、彼にイズミという恋人ができた。
イズミは服飾の学校に通う、デザイナーの卵だった。
イズミと一緒に暮らすことを夢見る尚也は、殺し屋をやめる決心をする。
胸の内を江崎に告白する尚也。
はたして江崎は、そして組織は彼を許すのだろうか…。


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-上映時間-

『かちんこ! ‐平成仁侠外伝‐』 11:00 / 13:10 / 15:25 / 17:35 / 19:50
『ミステイク』  12:05 / 14:20 / 16:35 / 18:45
★金・土オールナイト
『ミステイク』  21:00 / 23:15 / 1:30 / 3:45
『かちんこ! ‐平成仁侠外伝‐』  22:05 / 0:20 / 2:35

※12月28日・29日は通常の金・土と同じくオールナイト営業を行います。
12月31日は11時~19時、1月1日は12時~19時までの営業とさせていただきます。

『バスケットボール・トライアングル』 ③

大敗した翌日。
体育館には巧がひとり。
他のメンバーは誰もあらわれない。
むなしさを覚えつつもひとり練習をする巧。
部室に引き返すと、そこにはメンバーが。
リーグ戦の申し込み、まだ間に合いますかね。
メンバーはみな、やる気だった。
立ち上がる巧たち。


バスケ・41


夜。
朝霧は清彦に、俺たちの愛を確かめるために一緒にコーチをやろうという。
愛を確かめたいのならいまここでもできる。清彦はそう答えた。
親密な二人の様子。だがそれを、偶然にも巧が目撃してしまった。
走り出し、やがてうずくまり涙する巧。
そこへ現れた朝霧は、巧を優しく抱きしめる。
聞いてくれ巧。おれと清彦は…
言いかけたその口を、巧の唇が塞いだ。


バスケ・46


いよいよリーグ戦当日。
緊張するメンバー。
巧の前に、清彦が現れる。
清彦は巧に、大切なことを告げる。


バスケ・53

『バスケットボール・トライアングル』 ②

試合は130-5の完敗。
勝てるわけないと苦笑いのメンバー。
当然の結果だという朝霧コーチに、巧はひとり号泣する。
本物のバスケを教えてくれ。巧は朝霧に懇願する。
その勢いで巧は思わず朝霧とキスをしてしまう。


バスケ・42


夜。
朝霧はバーにいた。
そこはかつてのチームメイト、清彦が営む店であった。
清彦はおらず、彼女のみゆきがいた。
好きな子ができたんでしょ? みゆきは清彦にいう。
どんなタイプ? 
大学生、熱血派。朝霧はそう答えた。


バスケ・18


朝霧と清彦はつきあっていた。
みゆきはそれを知らなかった。
暗にゲイであることをほのめかす朝霧。
だがみゆきは冗談だと思ってまともにうけとらない。
ついに朝霧は、清彦は俺の恋人だ と言い切る。
みゆきは朝霧の顔を平手打ちして出て行ってしまう。
朝霧は清彦と別れるつもりだった。
そんな朝霧を清彦は殴り飛ばす。
自分で自分がわからない。苦悩する朝霧。


バスケ・20
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横浜光音座 Ⅰ

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