『恋する男たち』 ②

―前回まで―
第一部『弟の恋人』
姉の桃子と同居する大学院生の竹雄にはリクというパートナーがいる。
竹雄がゲイであることを姉は知らない。
姉の留守中にリクを招いて盛り上がる竹雄。
だがそこへ桃子が帰宅。なんとかごまかして3人で飲むことに。
早々に酔いつぶれてしまった竹雄をよそに、桃子がリクに熱い視線を送り出したから大変。
竹雄は姉に真相を告白できるのか。

朝から上機嫌の桃子は竹雄にリクのことをあれこれと聞く。
竹雄はいらいらしてしまい、つっけんどんな態度をとってしまう。
なぜ竹雄が不機嫌なのか、桃子には当然わからない。
部屋を飛び出していった竹雄。散らかった部屋を見て、桃子が掃除をはじめる。
ふと手に取ったアルバムを開く。
そこには竹雄とリクふたりで撮った写真の数々が。
その瞬間、桃子はすべてを察する。
桃子の短い恋は終わりを告げた。


恋する18


第二部『 あいつの子供』
会社員のかたわら男手ひとつで幼子の世話をする秋彦。
その子供は彼の子供ではない。
彼が想いを寄せる男・和哉の娘であった。


恋する27


和哉はバンド活動で忙しく、子供の面倒をみる暇がなく、母親の比呂美もまた、娘を置いて単身香港で働いているのであった。
忙しい日々に勝手のわからない子育て、そしてなにより報われることのない和哉への想い…秋彦のセックスフレンドのユウキは秋彦のことが心配でならない。


恋する37

『恋する男たち』 ①

第一部『弟の恋人』
社会人の姉・桃子と同居する大学院生の竹雄。
彼にはリクという名のパートナーがいた。
竹雄がゲイであることは姉には秘密にしていた。
桃子から今夜帰宅が遅くなると聞いた竹雄はリクを家に招き、ふたりでリクが出演したゲイビデオを見て盛り上がる。


恋する6


ところがふたりでまったりと事後のムードにひたっていたところに予定より早く姉が帰宅したから大慌て。
なんとかごまかしてやり過ごし、そのまま部屋で飲むことになった3人。
酒に弱く早々に酔いつぶれてしまった竹雄は、桃子がリクをうるんだ瞳でみつめていたことに気づく由もなかった…。


恋する105


そろそろ身をかためろとしつこく電話で語りかけてくる両親に反発する桃子。
仕事第一で走ってきた桃子には恋人がいなかった。
そんな桃子が、リクに恋をした。
それを知った竹雄は動揺を隠せない。
リクは笑いながら竹雄に面倒なことになる前にカミングアウトしろという。
リクを手放したくない、しかし姉を傷つけたくない。葛藤する竹雄は桃子に真相を打ち明けられるのか…。


恋する14

5月31日(水)からの作品

★5月31日~6月27日

『リーマンブルース』
監督・脚本:北沢幸雄
撮影:小山田勝治 照明:渡波洋行 音楽:TAOKA 助監督:堀 禎一
製作:IIZUMI Production 配給:ENKプロモーション
出演:杉本まこと 池田一視 樹かず 神戸顕一 佐々木基子 篠原さゆり
唐沢邦明 いながきまもる 辛梨玉 灰谷二郎

【解説】
大手電機会社で営業課長をする土浦キイチロウ。彼はゲイであることを周囲にひた隠しにして生活していた。
部長の紹介で専務の娘と会うはめになり焦るキイチロウに、同棲相手のカズオはカミングアウトを勧めるが、当然そんなことはできるはずもない。カズオはナンパした女性を風俗に斡旋する仕事をするフリーター。気ままなゲイライフを満喫するカズオには、キイチロウの気持ちがよくわからない。
正反対なふたりの生と性、葛藤、突然の別れを情感豊かに描いた傑作。


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-6月13日まで-
『恋する男たち』


『恋する男たち』
監督:池島ゆたか 脚本:五代暁子
撮影・照明:清水正二 音楽:大場一魅 録音:シネ・キャビン
編集:酒井正次 助監督:小川隆史 スチール:津田一郎
製作:セメントマッチ 提供:オーピー映画 
出演:桜井雅也 竹本 洋 河村 栞 兵頭未来洋 石川雄也 横須賀正一 蓮花 本多菊次朗 山ノ手ぐり子 神戸顕一

【解説】
「弟の恋人」「あいつの恋人」の2部からなるオムニバス。
「弟の恋人」
社会人の姉・桃子と同居する大学院生の竹雄。彼にはリクというパートナーがいた。
桃子の帰宅が遅くなると聞いた竹雄はリクを部屋に呼び、ふたりでリクが出演したゲイビデオを見ながら盛り上がる。
ところがそこへ桃子が帰宅しふたりは大慌て。
なんとかごまかして3人で酒を飲み、話をしているうちに、桃子がリクに恋してしまう…。
「あいつの恋人」 
会社員のかたわら、男手ひとつで幼子の世話をする秋彦。
その子供は彼の子供ではなく、想いを寄せる男・和哉の娘であった。
和哉はバンド活動で忙しく、子供の面倒をみる暇がなく、子供の母親の比呂美もまた、和哉と別れ単身香港で働いているのであった。
忙しい日々に勝手のわからない子育て、そしてなにより報われることのない和哉への想い…秋彦のセックスフレンドのユウキは秋彦のことが心配でならない。
ある日、ユウキがゲイビデオを持ってやって来た。それは無名時代の和哉が出演したものであった。
そのビデオを見た秋彦は…。


恋する男たちポスター


-上映時間-
『恋する男たち』 11:05 / 13:15 / 15:25 / 17:35 / 19:45
『リーマンブルース』 12:15 / 14:25 / 16:35 / 18:45
★金・土オールナイト
『リーマンブルース』 20:50 / 22:55 / 1:00 / 3:05
『恋する男たち』 21:50 / 23:55 / 2:00 / 4:05

『愛の処刑』 ③

井戸水で身体を清め、六尺をきつく締めこんだ大友。
鍛え上げられたたくましい背中に今林が思わず抱きつく。


愛の処刑・24


死ぬ前に興奮させるなんて殺生だ。大友が静かに言う。
一度だけ接吻させてくれませんか。今林がつぶやく。
向かい合って熱い抱擁を交わし、口づけをするふたり。
いよいよ最期の時が近づいていた。


愛の処刑・25


大友隆吉、35歳。
正式な作法に基づく切腹により、今生の別れを迎える。
壮絶な死を目の当たりにした今林は…。


愛の処刑・31

『愛の処刑』 ②

田所くんの死をつぐなうために先生は死ぬべきではないでしょうか。先生、切腹して下さい。
今林はそう言うと鞄から短刀を取り出した。
短刀の輝きが今林の顔を照らす。
大友は短刀を受け取る。どうやら本物の刀のようだ。
刀を見つめながら大友は考える。
こんなに鮮烈で幸福な死があるだろうか。男らしい割腹を見せてこの美しい少年を満足させてやるぞ…。


愛の処刑・19


大友の部屋で三方を見つけた今林が嬉々として切腹の作法を語り出す。
三方の上に和紙を敷き、その上に短刀を置く。
すっかり興奮した今林。
この体はもうぼくのものだ。ぼくの言いなりで一人の成熟した大人の男が死んでいくのだ…。


愛の処刑・20


井戸水で身体を清める大友。
じっと見つめる今林。
濡れた身体を拭き、六尺をきつく締め込む。
いよいよ切腹の儀がはじまる…。


愛の処刑・22
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横浜光音座 Ⅰ

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