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『親父が愛した男たち』 ③

父は戸田に尽くし、戸田は父の扉を開けた。
父と戸田の関係はいつまでも続くかと思われた。
だが、別れは思いの外はやく訪れるのであった。
戸田との別離は父を変えた。
やがて父は母と出会い、結婚し、母は姉とおれを産んだ。


親父~38


父は家族のために懸命に働いた。
母が亡くなったあとはおれたちのために身を粉にして働いた。
おれが覚えている父の姿だ。
しかし、ノートには父の意外な一面が記されていた。


親父~29


母が亡くなったあと、父は再び、男を求め町に出ていた。
その時知りあった男と、おれは会ってみたくなった。
ノートにあった連絡先にかけてみる…つながった。
待ち合わせ場所に現れた男におれは、父の話を聞いた。
男は懐かしげに父の昔話を語り、やがておもむろに腕時計を取り出した。
父が大事につけていた時計だ。
男はその時計をおれにくれるという…。


親父~21

『親父が愛した男たち』 ②

23歳の父。
映画が好きで、一日に何館もはしごして、そこでユウさんと出会った。
最初の接触でうろたえた父は慌てて逃げだすが、やがては映画館でユウさんを待つようになった。
父の初恋。
ユウさんのことをもっと知りたい、ユウさんと深くかかわりたい…。
だが、父の想いは空振りに終わる。
鴨川の河原で体を寄せ合うふたり。
父はユウさんに尽くすが、ユウさんはラジオから流れる競馬中継に夢中。
それっきり、ふたりは会う事はなかった。


親父~29


男を求め、放浪する父はやがて、戸田という男と出会う。
戸田と父は自然に愛し合った。
ユウさんから仕込まれたテクニックは戸田を喜ばせた。
戸田はさらなる刺激を父に与える。


親父~30


氷を口に含み、父の身体を愛撫する戸田。
父の敏感な部分が刺激される。
戸田と父は、ずっといつまでも快楽の座にいるように思われたが…。


親父~33

『親父が愛した男たち』 ①

東京でフリーターをするぼくは、一年ぶりに京都に帰省した。
実家にはいま、姉がひとりでいる。
母はぼくが中学生のころに亡くなり、父も3年前に亡くなった。
久しぶりの実家はずいぶんと静かだ。
姉がつくった夕食を食べていると、話がある。と姉。
姉は結婚が決まり、夫の赴任先であるシンガポールへいくことが決まったそうだ。
そこで、この家を手放すことにしたという。
思い出のつまったこの家とお別れすると思うと眠れなくなった。
そういえば、父が大切にし、肌身離さず持っていた腕時計があったはず。
あれはどこへいったのだろう…。
気になったぼくは、父の書斎を探してみた。

親父~21



すると、一冊のノートが出てきた。
「私が愛し通り過ぎて行った男たち」。ノートにはそう書かれていた。
まぎれもない父による父の恋愛体験を綴ったノート。
だがそこに出てくる名前はすべて男の名前であった。


親父~22


父、23歳。
映画好きな父はある日映画館で見知らぬ男性に体を触られた。
びっくりして逃げる父。
だが、父はその後も触られることを期待して映画館に通い詰める。
そこで知りあったユウさんと名乗る男との接触が、父にとってのはじめての体験であり、初恋であった…。


親父~28

平成30年8月26日(日)の舞台挨拶・ブログ(ネット割)

オーピー新作
『親父が愛した男たち』 公開記念舞台挨拶

今回のイベントでももちろんありますよ!
ブログ割(ネット割) ♪
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(例)こんな感じで

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当日ご来場時に受付にご提示いただくだけです。

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(※尚、ご来場後のご提示は無効となりますのでご注意願います。)
今年もやっちゃいますよ~~~。
皆様、是非ご来場くださいませ!

8月22日(水)からの作品

8月22日~9月4日

『縄と男たち3 男殺油地獄』
監督:橋口卓明 脚本:岡 輝男
出演:真央 元 一条カズヤ 津川たかし 西野奈々美 金子真一郎 帆足哲郎

尚輝と聖人は幼馴染。いまは同じ大学にかよっている。
仲のいいふたり、だが、聖人は尚輝が自分に恋していることを知らなかった。
聖人には朋子という恋人がいた。尚輝と聖人と朋子は同じクラスであった。
朋子は薄々尚輝が聖人に恋していることに勘づいていた。
聖人が尚輝にとられる…そう危惧した朋子は、口実をつくって尚輝の部屋を訪れ、尚輝が同性愛者である証拠を血眼になって探した。
そしてようやく隠していたゲイ雑誌を発見する。
翌日、尚輝がゲイであることは生徒中に知れ渡っていた。
朋子が言いふらしたからだった。
尚輝はいたたまれなくなり、教室を去る。
大学から姿を消した尚輝を心配する聖人。
そんな聖人の前に尚輝が現れる。
尚輝は聖人を車に連れ込むと、同乗していた裕二が薬で失神させた。
尚輝の聖人と朋子に対する復讐劇が、いま幕をあげた…。


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『親父が愛した男たち』

監督:加藤義一
脚本:筆鬼 一
出演:折笠慎也 蒼井希隆 黒木 歩 森羅万象 安藤ヒロキオ なかみつせいじ 可児正光

加藤義一が京都を舞台に描く美とエロスとノスタルジーの交差する世界!
亡くなった父親が遺したノート、そこには親父の愛の思い出が綴られていた。
「私が愛し、通り過ぎて行った男たち…」
一年ぶりに京都の実家へ帰ってきたぼく。
母はぼくが中学生のときに亡くなり、父もまた、三年前に亡くなっていた。
残った家は姉が守っていたのだが、このたび結婚し、夫とシンガポールへいくことが決まったため、手放すこととなった。
思いでのつまった生家と永久に別れるのは悲しいが、仕方ない。
そういえば親父が大切にしていた腕時計がどこかにあったはず…と、探していると、古びたノートがでてきた。
そこにはこう書かれていた。
私が愛し通り過ぎて行ったオトコたち。
それは親父と男たちの恋愛記録であった…。
男たちとの出会いと別れを赤裸々につづったそれに、ぼくは目を疑った。
しかし、親父が愛した男に会ってみたくなったぼくは、一人の男に連絡をとり…。


親父が愛した男たち_ポスター


-上映時間-

『親父が愛した男たち』 11:10 / 13:20 / 15:30 / 17:40 / 19:45
『縄と男たち3 男殺油地獄』  12:20 / 14:30 / 16:40 / 18:50
★金・土オールナイト
『縄と男たち3 男殺油地獄』  20:55 / 22:55 / 1:00 / 3:05
『親父が愛した男たち』  21:50 / 23:55 / 2:00 / 4:05
☆8月26日特別プログラム
『縄と男たち3 男殺油地獄』 10:40 / 12:50 / 15:45 / 17:45 / 19:50
『親父が愛した男たち』 11:40 / 13:45 / 16:40 / 18:45
《舞台挨拶》 15:00
8月26日は『親父が愛した男たち』の舞台挨拶を行うため、特別プログラムのなります。
お気をつけください。
◆プロフィール◆

横浜光音座 Ⅰ

Author:横浜光音座 Ⅰ
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〒231-0065
神奈川県横浜市中区宮川町2-59
TEL.045(231)0837
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