ソラオがいなくなった後、シンペイという男を連れて、
レイコはタカチの実家がある、高知へ。
そこでシンペイは、かつて校庭で焼身自殺をした友人のことを語るのだ。

タカチは、再び都会に戻って来た。
しかし暴漢に襲われ、金も奪われる。
タカチの最後の言葉は「優しくしてね」。
彼もソラオのように、消えていくのだろうか。

レイコ、ソラオ、タカチ、3人のいる場所は一体何処なのだろう。
「この世界、天使がいっぱいなんだ」(タカチ)
そこは本当に楽園なのか?

同時上映『モノクローム』(監督:山﨑邦紀)
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