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『兄貴と俺 ときめきのKISS』 ③

“きみ光るもの持ってるね。食事でもいこうか”
プロデューサーに連れ去られるマーちゃん。
そのままホテルへ直行。
“逃げないの!枕営業なんて珍しい話じゃないんだから。お金だって欲しいでしょ?ぼく番組だっていっぱいもってるから。あっという間だよ、有名になるのなんて”
プロデューサーの言葉に丸め込まれてマーちゃんは体をゆるしてしまう。


兄貴と俺-25


帰宅するマーちゃん。そこには兄貴が。
これからはいっぱいテレビに出られると兄貴に話すマーちゃん。
喜ぶかと思いきや沈む兄貴。
“てっきりおれはマーちゃんにピンの仕事がきたのかと。もしそうだとしても応援するぞ”と兄貴。
浮かない顔のマーちゃん。
“”マーちゃん、あのプロデューサーになにかされた?”と兄貴。
“なんで”
“キスマークみたいなのついてるから”
“あっ”
立ち上がる兄貴。
“脱いで、じゃあ脱いでマーちゃん”
兄貴にうながされしかたなく服を脱ぐマーちゃん。その体にはいくつものキスマークが。
その夜以来、ふたりの関係が変わる。


兄貴と俺-27


あくる晩、激しいセックスを終えたマーちゃんはこっそり家を出た。
真夜中の道に寝転がるマーちゃん。
“…おもしろい漫才がしたくてずっと兄貴と頑張ってきたのに、いやになっちゃうな、もう”
と、そこへライバル芸人とっちゃんぼーやのとっちゃんが。
悩みを相談するつもりがとっちゃんに犯されてしまうマーちゃん。
家に帰ることもできず、何日もさ迷い歩くマーちゃん。
と、気がつけば思い出の河原にたどり着いていた。
マーちゃんの眼前に青春時代の思い出が…


兄貴と俺-29

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